妻の療養期間とSOSサイン
少し時間を戻しますが、妻が鬱になった期間は家事育児家計管理等すべて私が行いました。
もちろん、妻が体調を戻して大好きなこどもと思い切り遊べるようになるために必要なことであり私もそれを望んでいたので不満等はなく当たり前の事として。
妻がいつか地元に帰って家を建てたいといった資金計画
子どもの学費等の貯蓄や積立
家族の資産運用
妻の体調や子どもに合わせた食事を考えて作る
妻は出来る程度でその他の火事は自分で効率よく回せるように習慣化や管理化
など、今振り返るとこれだけのマルチタスクを抜けなく完璧にやろうとするのはかなり無茶していたなと。
妻がもし元気だったら
こどもにこんな食事作ってあげたかったかな、とか
こんなところに連れてっていたり、休みはこう過ごさせてあげたかったかな、とか
自分が出来ないせいで家事がはかどってないと感じてほしくないな等々
いつの間にか手を抜けなくなり、手を抜くことが申し訳なくなり自分で自分の首を絞めてしまっていたことにも気が付かず
自分の好きなこと、趣味に時間を割くことに「妻はやりたくても出来ないのに」と罪悪感を感じ
こどもと遊んだり大切な二人のためにやっていることだし大好きだからと
リフレッシュやガス抜きでしていた趣味を正当な理由をつけてやらなくし
行動も精神も詰めに詰めてきてしまっていた約一年間でした。
新年度に入り、家事育児等の状況はほぼ変わらないまま仕事が変わり、勤務時間も変わりいろいろと今まで通りでは回すのが困難に感じた頃
職場復帰した妻に一度だけSOSをだしました
「このまま回すのは、正直しんどいしきつい」
妻から帰ってきた返事は「あなたのスピード(家事)ではできない」と返されただけでした。
復帰したて、妻も大変だろうからと私もそこで引き下がり「具体的に何をしてほしいじゃないけれど、今現状そうだということわかっていてほしい」という事だけ伝えてその時は話を終えました。
あれが私の最後の正常なSOSのサインだったんだなと今振り返ると感じました
続きます、、、